原付バイクについて
「原付バイク」とは原動機付き自転車の事を指しています。排気量が50cc以下のバイクやオートバイの総称になります。俗に「原チャリ」と呼ばれています。しかし正式名称を見てみると原付バイクって自転車になるんですね。ですから51cc以上のバイクやオートバイと原付バイクとでは交通法規が違ってくるのです。主に制限速度の違い、二段階右折をしなければならないと言う様に原付バイク独特の規則を持っています。ちょっと余談ですが原付バイクの最初はホンダから発売された「カブ」と言われているのです。ホンダの創始者であった本田宗一郎氏が庶民的なバイクを作りたいと言う事でカブを開発したそうです。カブは今でも乗られていますよね。新聞配達とか宅配の足として使われています。それもそのはず、カブは値段も安いし燃費も良いしで凄く経済的なのです。そしてそのカブは世界的に大ブームを起こし、今の現代でも庶民権を得ている位です。原付バイクの免許はちょっとした講習で取得する事が出来ます。ですから18歳以上であれば誰でも乗る事が可能なのですが、手軽さゆえに危険も伴いますので乗るのであれば注意が必要になります。原付バイクには今は色んな形が有ります。カッコいい物も有るし可愛い物も有ります。デザインも豊富で選べる楽しさが有るのです。更に色んなメリットやデメリットが有りますし危険も伴いますのでそう言った事も踏まえて乗る様にしてみてくださいね。
原付バイクに乗るメリット
原付バイクに乗るメリットは色々有りますのでご紹介して見ましょう。
【購入金額がお得】原付バイクは普通のバイクと違って購入費用が安いと言うメリットが有ります。新車と中古車でも差は有るとは思いますが中古車で3万〜10万円位、新車で10万〜20万円位で購入する事が出来ます。普通のバイク(50cc以上のバイク)であれば新車で数十万円位かかってしまいますので、購入しやすいと言うメリットが有るのです。だから学生や主婦の方でも気軽に乗れると思いますよ。
【維持費が安く済む】原付はとにかく維持費が安いです。維持費に必要なのはガソリン代はもちろんですがその他には自賠責保険位になります。その保険も年間8000円位ですのでかなり安い事が分かります。
【手軽】車を出す程じゃないけれども歩くとちょっと遠いと言う場合等、ちょっとした時に便利なのが原付バイクです。その手軽さが原付バイクの特徴と言っても良いでしょう。また渋滞知らずなので渋滞中の道路もスイスイと動けるメリットもありますね。
【置き場所が簡単】車で出掛けた場合、困ってしまう事が多いのが駐車場ですよね。原付バイクの場合は駐車場を探す必要が有りません。自転車と同じ扱いで良いので駐輪場でも良いと言うのがメリットですよね。
以上の様に色んなメリットが原付バイクには有ります。場合に応じて車を使ったり原付バイクを使ったりするとメリットばかりを感じる事が出来ると思いますよ。
原付バイクで快適な生活を送ろう
原付バイクってとても人気が有りますよね。二輪車のバイクやオートバイはたくさん有りますが、売上は原付バイクが断トツに飛び抜けているそうです。車やオートバイ派の方から見たら原付バイクってなんだか見劣りしている様な感じが有るかもしれませんが、利便性は良いし、購入自体も安いし、燃費も良いしで凄くオススメしたい物なのです。ちょっと前は原付バイクだけ、車だけと言う感じで単品所有している方が多かったみたいですが、車を持っている人が原付バイクを購入するケースが増えてきているのです。車の免許が有るなら原付バイクは乗れますので新たに取り直す必要が無いのも嬉しいですよね。また価格も中古なら5万円位から、新車でも15万円位あれば購入出来る手軽さも良いですね。維持費も自賠責が年間8000円位で良いみたいで車よりだいぶコストがかからないと人気です。そして何より原付バイクが人気なのはその利便性ですね。ちょっとした買い物をしたい時なんかは便利だし、駐車場が無い駅前に行くような時も便利です。意外にも駐車スペースが必要なくて、自転車が置ければ良いと言うのも来るまでは味わえない便利過ぎる話ですよね。これならわざわざ車を出そうとは思わなくなりますものね。日常生活を快適にしてくれる原付バイク。車が有ったって使い勝手が良いです。色んな用途に使えると思いますので、原付バイクを使って日常生活をちょっとだけ快適な物にしてみてはいかがでしょうか。
原付バイクの免許取得まで【受験資格・必要書類】
原付バイクの免許を取得するまでの経緯として「受験資格」と「必要書類」について挙げてみたいと思います。
先ずは「受験資格」についてですが、「満16歳以上」であれば受験資格が与えられます。但し次の条件に該当した方は受験資格が有りませんので注意してください。「免許拒否になってからまだ期日が過ぎていない方」「免許保留状態の方」「免許取消になってから期日が過ぎていない方」「免許が停止または仮停止の方」の方は原付バイクの受験資格が与えられませんので注意してくださいね。
次に「必要書類」についてですが、次に挙げる書類を準備する様にしてくださいね。「住民票のコピー1部」、申請日の6ヶ月以内の住民票のコピーを用意してください。「運転免許申請書1部」この書類は運転免許試験場に有ります。また警察署の窓口にも有りますのでそこから1部取ってきて見本に従って記入していきます。「免許申請用の証明写真1枚」、申請日の6ヶ月以内に撮影した胸から上の証明写真を用意します。大きさは縦30mm×横24mmになり帽子無し、背景無しで撮影してください。メガネは眼鏡指定が普通免許証に書かれている場合はメガネをかけた状態での証明写真になります。次に受験手数料と印鑑になります。これらの詳細は受験をする場所に問い合わせて聞いてみると良いでしょう。こうした受験資格や必要書類が必要になりますので参考にして慌てずに用意する様にしてくださいね。
原付バイクの免許取得まで【試験概要】
どう言った試験概要なのか原付バイクの試験概要を知り、対策を練りましょう。
【学科試験】マークシート形式で○×で答える形になります。制限時間は30分となり、50点満点中45店取得で合格と言う事になります。問題は全部で48問、文章問題が各1点で46問、イラスト問題が各2店で2問と言う内訳になります。
【適正試験】1.視力検査 両目で0.5以上の視力、片目で0.3以上の視力が必要になります。片目が見えない方の場合は見える方の目が0.5以上の視力、視野が左右150度以上あれば合格基準地となります。
2.色彩識別能力検査 「赤」「青」「黄」の信号の3色を見分ける事が出来たら合格基準地となります。
3.聴力検査 自動車の警音器を10メートル離れた所から鳴らしてもらい、それが聞こえたら合格基準地となります。
4.運動能力検査 特別身体に支障が無い方であればこの検査を行う事はないのですが、基本的には「立つ」「座る」が普通に出来れば合格基準地となります。
こうして見ると「適性試験」に関しては健常者の方であれば特段問題が無いと思います。ですから問題は学科試験ですよね。5点しか余裕が無いとなるとちょっと焦ってしまうかもしれませんが、そんなに原付バイクの学科試験は気負う物ではないと思いますので基本的な問題集をやっておくと良いと思いますよ。インターネットで模擬試験的なサイトが有りますのでそうしたサイトを利用して勉強をしても良いですね。
原付バイクの免許取得まで【試験当日】
各都道府県で試験の流れは少し異なるかもしれませんが、大体の原付バイクの試験当日の流れを挙げてみました。一応事前に流れが分かっていると安心するかもしれませんので参考にしてみてくださいね。
【午前中の流れ】先ずは「受付」を行います。申請書が有りますので氏名や住所と言った必要事項を記入し、持参した写真を貼付けてください。申請書の記入が終わりましたら次は「適性検査」になります。視力検査や聴力検査等、必要に応じて検査が行われます。視力検査の場合は両目で0.5以上あれば合格と言う基準になっています。次は「学科試験」です。試験時間は30分、問題数48問、50点満点中45点取得で合格となります。以上の流れが終わり、合格となったら最初に記入した申請書の裏に印紙を貼ってください。その後に写真撮影会場に行く事になります。それが終わると午前中が終わりになります。
【午後の流れ】「原付講習」「乗車講習」になり、実際に原付バイクに乗ってコースを走り講習を受けます。次に「ビデオ」を見ます。最後に「免許証の交付」になり、その場で免許証がもらえます。そして午後の流れが終わり夕方頃帰宅出来るのです。
原付バイクの免許証は申請したその日に交付され、効力もその場から得られます。こうした手軽さから原付バイクの取得は人気が有るのです。しかし1日で免許証が受け取れると言っても丸一日かかりますので、この日は免許証を取る日と決めて昼間の予定は入れない方が良いでしょう。
原付バイクの購入について
原付バイクを購入してみるにあたって、先ずは予算をどの位にして、新車と中古車のどちらを買うか決める必要が有ります。原付バイクの価格帯ですが大体新車で8万円〜20万円程、中古車で5万円〜10万円程が目安になります。これを見ると大体分かれ目が10万円位になりますね。もし原付バイクに10万円以上出しても良いと考えているのであれば新車を購入した方が良いし、10万円以下で抑えたいと考えているのであれば中古車を選ぶ様にすると良いでしょう。
また選ぶ基準としては原付バイクに乗り慣れているかいないかも有ります。慣れていない方は転ぶ可能性も多いにある為、傷を付けてしまう可能性も高くなってきます。せっかく新車を買ったのにすぐに傷を付けてしまうなんて勿体ないですよね。それなら最初は中古車を買って慣れて金銭的にも余裕が出たら新車を買う様にする等すると良いかもしれませんね。そして原付バイクを選ぶ際、利用頻度がどれくらいか考えてみてください。毎日通勤や通学で使うとするならば新車の方がオススメだと思いますし、たまに乗るとか何か有った時に乗る程度であれば中古車で良いと思います。
さほど新車と中古車の値段に差がないので新車を買っても良いでしょう。何にしても丈夫であっても必ず寿命はきます。何台か乗り換えている人も結構いる事から、最初は中古車、余裕があれば新車と言う基準で選んでも良いかもしれませんね。先ずはどんな基準で原付バイクを購入するのか、そこから決めていきましょう。
原付バイク選びのポイント
次に挙げるポイントを参考にして原付バイクを選ぶ参考にしてみてください。
【価格】原付バイクを買う時に一番気にしたいのは予算ですね。あなたが用意出来る、原付バイクにこれだけ投入しても良いと思える予算で探していく様にしましょう。原付バイク新車価格リストと言うのが有りますので、新車であればそこから予算内の原付バイクを探す参考になりますよ。
【デザイン】同じ価格の原付バイクが有るなら、次に選ぶポイントとなるのがデザインですよね。デザインは一番私達の目に触れる所です。そしてデザインについては好みも人それぞれでしょうから好きなデザインを選ぶ様にしてくださいね。インターネットとかで探してみると、今有る原付バイクのデザインが出ているサイトが有りますので参考にしても良いでしょうね。
【性能】同じ位の価格、どっちのデザインも捨て難いとなると次に選ぶポイントとしては性能ではないでしょうか。燃費は良い方が良いし、乗り心地も良い方が良いですよね。見ただけでは分からない性能で比較を見て良い方を選んだ方が後々後悔しなくて良いかもしれませんよ。どうせ買うなら良い原付バイクを買った方が良いじゃないですか。
以上の様なポイントを見て、全てのポイントでクリア出来た原付バイクが有るならば即買っても良いでしょう。そうじゃないなら少し様子を見ても良いかもしれませんね。原付バイクを買う事自体始めてと言う方も多いでしょうから迷いすぎない様にポイントを絞って選んでくださいね。
原付バイクの購入手続きについて
原付バイクは購入して手元に来るまでに手続きをしなくてはなりません。何となく「手続き」と聞くだけで難しそうなイメージが有りますが、意外と簡単ですのでその手続きについて方法を挙げてみましょう。
先ずは原付バイク購入時に必要な物としては、当たり前ですが「お金」、そして「印鑑」「運転免許証等の身分証明書」だと思います。先ずは「お金」に関してですが、自賠責保険料が必要になります。これは必須で加入しなければなりません。1年で7500円前後位と考えていただければ良いでしょう。また一括で加入年数を増やすと料金がかなりお得に割り引かれます。4年で15000円位ですのでかなりお得な事が分かると思います。ただし、そんなに長く乗るか分からないと言う方も多いので、1〜2年位で加入しておいた方が良いと思いますよ。更に料金としてナンバーの登録料、整備代金、配達代とかかりますので、注意してくださいね。
次に必要なのは「印鑑」ですが、手続き上、色んな書類が有ります。その書類に印鑑が必要になります。最後に「身分証明書」です。運転免許証、健康保険証を持参する様にしましょう。購入手続き自体は頼まなくても自分でする事が出来ますが、専門の人に頼んだ方が間違いもなくて良いと思いますよ。とりあえず、原付バイクを購入する際は上記に示した3点は必ず持っていく様にしましょう。そうすれば即決した際に直ぐに手続きに入れて二度手間、三度手間にならないと思いますよ。
原付バイクヒストリー
いつ頃、どんな形で原付バイクが普及してきたのでしょうか。ちょっとだけ原付バイクの歴史に触れてみたいと思います。昔は原付バイクを乗る際にヘルメット着用の義務はなかったみたいです。特に最初の頃は自転車感覚で乗れる原付バイクだったからと言う考えも有ります。最初にスクーターの原型として自動変速のロードパルがホンダから出されました。ここからオートマチックの原付バイクとしてスクーターが進化をしていく事になったそうです。ここでホンダはスクーターを売り出そうとCMキャラクターとしてソフィアローレンを大抜擢しました。ホンダの意気込みが伝わる感じですよね。これを受けてヤマハも翌年にはパッソルと言うスクーターを八千草薫をキャラクターにして売り出していきました。今のスクーターでは当たり前の足を揃えて乗るタイプのスクーターはパッソルからだったと言っても良い位です。
スクーター以外にミッションも原付バイクが有りますが、最初に2サイクルエンジンを搭載して売り出したのはホンダでした。ここから原付バイクの質は驚くほど高まっていく様になったのです。どちらにしても日本でのオートバイの歴史は1980年頃からバイクブームになり、色んな変遷を辿りながら様々な形やタイプの原付バイクが開発、発売されてきました。そして性能的にも高いレベルでどんどん追求していき、日本製バイクの高度化が進んできているのです。一言で原付バイクと言っても一つ一つ歴史があり、これからも歴史を作っていくのかもしれませんね。
原付バイクの動向について
2007年度、日本では世界中で最も厳しいと言うバイク類の排出ガス規制に関する法律を制定しました。この法律を受けてオートバイを製作している各メーカーではキャブレータからインジェクションに燃料供給システムを変更する等して対策をしなければならない状況になりました。こうした状況から開発費もかかる様になりましたし、取り付けるシステムも高価になった事からそれ以降販売された原付バイクの価格が上昇してしまったのです。この為、今まで2サイクルエンジンで安価で出来ていたエンジンを自動車と同じ4サイクルのエンジンへと切り替えたのです。これにより排出ガス規制には当たらなくなりましたが、エンジンが高価になったのです。もちろん動かしやすくなったと言うメリットだって有ったのですよ。排出ガス規制が制定される2006年まではいかに安く原付バイクを提供出来るかに各メーカーが取り組んでいましたが、排出ガス規制がかかった2007年度以降の原付バイクはコスト的に高くなってしまった為に価格自体に跳ね上がる事になったのです。ガソリン高騰の波が押し寄せる中、自動車から原付バイクに移行しようと言う動きが有りましたが、新車は高い為に中古の原付バイクや規制対象外の海外メーカーの原付バイクを購入する動きが出て来ているのです。この様に排出ガス規制によって原付バイクの動向は変わりつつあり、新車が売れなくなってきていると言う現状でも有るのです。
中古の原付バイクはどう選ぶ?
中古の原付バイクはどう選べば良いのでしょうか。ここでは原付バイクの中でもスクーターについて挙げてみましょう。国内には原付バイクを扱っている4大メーカーが有りますが、カワサキには50ccの原付バイクは有るけれどスクーターは扱っていません。スクーターでメジャーなのはホンダやヤマハ、スズキと言った所になります。スクーターを選ぶ際、何を基準にして選ぶかにもよりますが、出発時の出足の早さを優先させたいならヤマハから出している2サイクルエンジン車が良いのではないかと思います(だからと言って他が遅いって言っている訳では有りませんよ)。また他にも燃費やデザイン等、何を優先にするかで選び方が変わってくると思いますよ。ホンダと言うメーカーで選ぶのであればディオが一番有名だと思います。デザインで選ぶならビーノ、ホンダのジョルノ・ジュリオ、スズキのヴェルディがオススメどころです。ちょっと高級車で選ぶならホンダのジョーカーはいかがでしょうか。中古でも20万円位はする別格物ですよ。
まぁ、タイプで選ぶとしたら外観にこだわるオシャレなタイプ、走りにこだわるスポーツタイプ、丈夫等実用にこだわるビジネスタイプ、普通のノーマルタイプが有ります。とりあえず足としてスクーターが欲しいのであればノーマルタイプが良いでしょう。それが一番安く手に入ると思いますよ。何を基準にして選ぶかを決めた上で中古の原付バイク、原付スクーター選びをする様にしましょう。
原付バイク探しのお店選び
原付バイクを購入するにあたってどんな探し方をしているでしょうか。闇雲に探してはいないでしょうか。原付バイクを探す際、例えば雑誌やインターネットを使ってお店を絞り込むと言う方法はどうでしょう。原付バイクの雑誌と言うと「gooBike」「バイクブロス」等が主に挙げられます。こうした雑誌を見て掲載されているお店に当たるのも良いですね。またお店では雑誌だけじゃなくインターネットを使ってポータルサイトも多くあるみたいですので雑誌と一緒に見てもらうと良いでしょう。原付バイクを購入しようとした時にどのお店で買うかと言うお店選びはとても重要な事です。そのお店選びのポイントとして挙げられるとしたら、新車で買うならば名前が通っている規模が大きめのバイクショップが良いかと思います。何故かと言うと規模の大きい方が新車も大量に扱えるので比較的安く値段設定がされているからです。新車は中古と違います。どのお店で買ったって新車は新車ですので価格が安い店で買った方が得ですよね。また規模が大きい方が良い理由としては、原付バイクのメンテナンスや整備をしやすい環境であると言う事がポイントです。原付きバイクのお店を選ぶのであれば家から近くて出来れば規模が大きい所の方が安心だと思いますよ。更に店員の態度が良ければ絶対的に印象が上がりますよね。「態度が気持ち良いからあのお店で選ぶわ」と言う方も増えてくると思うのです。こうした様な決め方でお店を選んでみると良いですよ。
原付バイクをオリジナルにカスタムする
やりすぎないのであれば原付バイクをカスタム(改造)してオリジナルの原付バイクにする事は可能です。中でも一般的に行われているのがマフラーのカスタムです。原付バイクの場合はエンジンにおける排気側にある2本のボルトと車体側にある2〜3本の少し大きめのボルトになります。このボルトをお好みのボルトに変えるだけで見た目がガラッと変わるマフラー交換になります。自分で取り替えをする場合はボルトをあまりきつく締めすぎない様にしてくださいと言う事です。小さいのであまりきつく締めると折れてしまう可能性があり、最悪の場合はエンジンまでダメになってしまう可能性があるからです。原付バイクは幅広い年齢層の人に乗られている事から、カスタムパーツもたくさん出回っています。ですから色んな楽しみ方が出来るのです。
次にCDIを交換するカスタムも人気が有ります。費用も比較的安く済みますので通勤、通学でもうちょっとだけ早く走りたいなと思っている方にピッタリのカスタム方法だと思います。大体の原付バイクについてはスピード出し過ぎ防止の為、60kmを超えるとリミッターカットする様になっています。しかしCDIを付け替える事でリミッターカット機能を解除する事が出来て60km以上出せる様になると言う訳です。但しこのリミッターカット、エンジンを守る役割もしていたので解除する事により負担がかかってしまう事になります。ですからあまり調子に乗って全開で走るとエンジンを焼き切ってしまう事にもなりかねませんので注意してくださいね。
カスタムは原付バイク自体に負担がかからない程度に行う事をオススメします。
原付バイクの乗り方【カブ】
原付バイクの代表格と言ったらやっぱり「カブ」ですよね。よく新聞配達の人が乗っているバイクって有るじゃないですか。後は郵便局の配達の人が乗っている様な原付バイク、あれが「カブ」です。ホンダのスーパーカブなんかも代表的ですよね。カブじゃないけどカブに似ているタイプの物だとスズキのバーディーやヤマハのメイトシリーズが有るそうです。でもおじさんが乗る原付バイクと言うイメージが「カブ」には有って女性受けがしない様な感じがしますが、「リトルカブ」「ジョルカブ」なんかはおしゃれなデザインで女性でも乗っている人が多いですよね。カブは3〜4連のギアが普通付いていて、左足のステップの前方にギアをチェンジするペダルが付いています。これを踏み込むだけでクラッチをわざわざ切り離さなくてもギアチェンジが出来るのです。乗り方のイメージとしては発進時に1回踏み込み2速にします。その後はスピードに合わせて踏み込んで3連〜4連とギアチェンジして行きます。最初の方にトップギアまで入れてしまう事でスピードは出なくてもそのまま乗れてしまうと言うメリットも有ります。原付バイクの中でもカブはとても耐久性に優れていてファンも多いです。普通の原付バイクの様にステップに両足を揃えて乗るタイプでは有りません。普通のバイクの様に跨るタイプの物になっています。乗り方も自分なりにしている人もいますが、最初の内は危険ですのでスタンダードな方法で乗っていく様にしましょう。
低価格の原付バイク
足が欲しくて原付バイクを購入しようと考えている方は多いでしょう。しかし実際に購入しようとすると価格にバラつきが有るのが分かると思います。何故原付バイクには価格の差が出てしまうのでしょうか。新車の原付バイクに関してですが、同じ名前の原付バイクでも価格差が有ります。これは単純にグレードが違う事を意味しています。高ければグレードが良いし、安ければグレードは低い。単純明快な価格設定なのです。近年、原付バイクをより安く手に入れようと言うユーザー側の動向が有ります。こうした動向に乗るべくしてメーカー側は人件費を削ろうと模索します。そして人件費を安くするべく製造を海外に頼ってしまうのです。そして更に低価格な原付バイクを製作しようとして装備に外装に組立手順にと簡単に済ませようと簡略化してしまうのです。中古車で価格差が出てくると言うのは、年式と程度によってと言う事になります。年式は新しい方、程度は良い方が価格は高くなってしまいます。また同じ年式で同じ程度のバイクでもお店によって値段に差が出ている事も有ります。これはお店の考え方次第ですので実際に行ってみなくては分かりませんよね。こうした事から考えてみても価格が安い原付バイクを購入すると言う事は、近い将来メンテナンスに出さなければならない可能性が高い、結局お金がかかってしまう可能性が高いと言う事も見据えなければなりません。それを見据えた上で購入した方が良いと言う事になるのです。
原付バイクの自賠責保険
自賠法と言う法律により原付バイクも自賠責保険への加入が義務付けられています。自賠責保険は万が一原付バイクで事故を起こした際、自分も被害者も助けてくれるとても大切な保険です。必ず加入が義務付けられているのですが、排気量が125cc以下の一種、二種の原付バイクには車検の義務がありません。ですから購入時に入っていたとしても期限が切れてしまってそのまま放っておいている場合も多いのです。自己責任になりますが必ず入っておきましょう。
原付バイクの自賠責保険についてですが、加入する際には原付バイクを購入したショップで加入するのが一番簡単で、そうじゃないならコンビニ、郵便局、農協なんかでも手続きが可能になっています。またインターネットを使ってオンライン手続きをする事も可能です。もし自賠責保険に未加入のまま原付バイクを運転していると、罰則が定められていますのでそれに沿って罰則を受けなければなりません。罰則は1年以下の懲役または50万円以下の罰金と言う様になっています。プラスして点数も6点取られてしまうのでその場で免許停止の処分が下ってしまいます。ですからうっかり忘れてました、と言う事が無い様にしましょう。また原付バイクの自賠責で受けられるのは怪我や死亡と言った対人補償になります。自賠責も保険料が安くて、1年まとめ払いで7000円弱、2年で9000円弱、5年で14000円位ですので年数をまとめて先払いする事でかなりの割引率になります。
原付バイクの保険【自賠責以外】
自賠責保険は原付バイクでも必ず入らなくてはいけません。原付バイクの場合は車検制度が有りませんので、万が一事故を起こした場合、自賠責保険が守ってくれますのでかけ忘れが無い様にしなくてはいけません。原付バイクで加入義務が有るのは自賠責保険だけになりますが、任意であれば他にもかけた方が良い保険は有ります。自賠責保険の場合、相手がいる状態で怪我をさせてしまったり死亡させてしまったりした際に補償してくれますが、その保険金には限りが有ります。もしその上限以上の請求になった場合、役に立つ保険が任意保険になります。この任意保険、または「バイク保険」と呼ばれる事も有ります。補償の範囲が広いし、色んなケースにも対応してくれているので万が一と言う場合に助かりますので出来れば加入しておいた方が良いでしょう。もし自家用車をお持ちで、そちらで任意保険に入っている場合、特約にて原付バイクの任意保険も賄ってくれる保険も有りますので、合わせておくと保険料もお得になりオススメです。
自動車同様、原付バイクの任意保険には種類がいくつか有ります。先ずは「対人賠償」ですが、事故を起こした際、同乗者や歩行者に対して死傷させてしまった場合、自賠責では無理だった分の補償をしてくれます。次に「対物賠償」ですが、事故を物に対して起こした場合に補償されます。後は「搭乗者傷害」「人身傷害補償」「自損事故保険」「無保険車傷害保険」等色々有りますので、必要と思われる任意保険に加入してくださいね。
原付バイクの基本的な乗り方
基本的な原付バイクの乗り方ですが、自動車教習と同じ様に何十時間もかけて乗り方を勉強すると言う事は原付バイクには有りません。それ位シンプルで乗り方も簡単な乗り物だと言う事になります。ただの自転車にモーターが付いた物と思ってもらっても良いかもしれませんね。実際、普通運転免許証を取得すると自動的に原付バイクも乗って良いよと言う事になっています。でも原付バイクの乗り方は教えてくれたとしてもザッと1時間程度と言う所が多いのが現状ですので、大抵の人は乗り方をあまり知らないまま免許だけ与えられている事も少なくないのです。とりあえず形だけ教えておけば良いや的な感じなのでしょうか。そんな状態で乗って大丈夫なのかな?と不安に感じる人も多いでしょう。実際的に言うと乗れる人、乗れない人に分かれてしまいます。自転車に乗れたとしても原付バイクに乗れないと言う人も多いかもしれません。もし、いざ乗ろうとする際にはいきなり公道を走るのは危ないですので広い場所に1度行き、練習をする様にしてから行動を乗る様にした方が良いと思いますよ。
基本的な乗り方としてはバイクに跨ってください。そして左足を地面に付けてバイクを支えましょう。そしてゆっくりとスロットルを回していざ出発です。バイクが動いたら自然に足をステップに乗せて下さい。焦らずゆっくり動かしてみる事が大切ですよ。後は曲がる時は身体をちょっと傾けると曲がれます。勢いよく傾けると危ないですのでゆっくりと傾けて曲がりましょう。
原付バイクのバッテリーについて
原付バイクに乗るのであればバッテリーに関しても知っておく必要が有ります。今まで車やバイクに乗った事が無い人は「バッテリー?原付バイクはガソリンさえあれば走るんじゃないの?」と思っている人が多いと思うのです。バッテリーは車やオートバイ、原付バイクにも付いています。バッテリーと言うと電気を貯める電池の様な物ですが、電気を貯めて放出する事が出来るのです。但し乾電池みたいに使い切ったら終わりという物では有りません。無くなったら再充電して使うと言うリサイクルが出来る電池と考えて頂ければ良いでしょう。原付バイクではこのバッテリーを使用してランプやライトを点けるのに使っています。原付バイクは色んな場面でライトを点けますよね。ハザードランプ、ブレーキランプ、曲がる時のランプ等々です。そのライトを点ける為に電気を出しているのがバッテリーなのです。このバッテリーが壊れたり上がったりしてしまった場合、ライトだけじゃなく原付バイク自体も動かなくなる事も考えられます。エンジンがかからなくなってしまうのです。こう言う場合はバイク屋等を呼んでバッテリーの交換をしてもらわなくてはなりません。バッテリーが上がってしまう原因は色々有りますが多分バッテリーの寿命と言うのが一番の理由かもしれません。酷使し過ぎない事、ライトを消し忘れない事が大切となります。放置しておくと次に乗る時にバッテリーが上がってしまっていたなんて事にもなりかねませんよ。
インターネットを利用して原付バイクの免許取得に役立てよう
原付バイクの免許取得については、そんな難しい事では有りません。参考書や問題をしっかりと勉強する事で誰でも合格出来やすい様な問題ない様になっています。いくら簡単とは言ってもテストをしなければならないとなると不安を抱いて緊張してしまいますよね。緊張しすぎて当日せっかく詰めた知識も空っぽになってしまうかもしれませんね。特に大人になってからでは「今さら勉強?」と言う考えの人もいると思いますので覚える事自体大変だと思います。原付バイクの学科テストは受けて不合格になったからと言って、もう二度と受けられなくなると言う物ではありません。何度も受け直しが可能です。ただ受け直すと雰囲気に慣れると言う点ではメリットですが、受験料がかかると言うデメリットが有ります。出来れば1回で受かってしまって緊張から解放されたいですよね。そこでオススメしたいのがインターネットで行われている原付バイク免許取得のサイトでテストを受けると言う事です。「えっ?そんな便利なシステムが有るの?」と思ってしまいますが、実は実際に原付バイクの免許が取得できると言う訳では有りません。模擬試験の様なテストになります。こうした模擬試験を行ってくれるサイトはたくさん有ります。こうしたサイトを利用してテストを受けてみて、試験の問題傾向を覚え、有る程度の雰囲気にも慣れる事で本番の試験では少し落ち着いて受けると思いますよ。インターネットでのそうしたサイトを上手に利用して本番の原付バイク試験をパスしましょう。
原付バイクを譲ってもらう場合
原付バイクをもう乗らないからと処分したいと言う方もいるでしょう。そうした際、その原付バイクを譲ってもらう事も可能なのです。既に色んな理由で使ってなく、でもちゃんと走るのであれば有意義な有効利用だと思います。但しおもちゃを譲ってもらうのとは訳が違い、単純に譲ってもらって乗る訳にはいきません。原付バイクには名義人が必ずいます。この名義人を自分に変更する手続きをしなくてはいけないのです。じゃないと公道を走った時点で違反になってしまいます。原付バイクの名義変更をする場合には、譲渡する側が手続きをしなくてはなりませんので注意が必要です。
手続き内容ですが、原付バイクを一度廃車手続きをします。手続きは役所に行って譲渡したい旨を伝えて行いましょう。基本的に必要な物としたら譲渡する方と譲渡される方、双方の印鑑、今の原付バイクに付いているナンバープレートが必要になります。役所では譲渡に必要な書類を渡してくれますが、面倒な場合は双方が一緒に役所に出向き、その場で書類を仕上げてしまうのが早いと思いますよ。そして廃車と譲渡の申請を一度に済ます様にしましょう。ちなみに名義変更に関する費用ですが無料だそうです。自賠責に関しても保険会社に連絡した時点で継続して利用出来る流れになっています。必ず保険会社への連絡は忘れない様にしてくださいね。以上が譲渡に関する流れになります。案外簡単に終わりますので是非やってみてください。
原付バイクの保険【任意保険】
自動車と同じ様に原付バイクにも任意保険を賭ける事が出来ます。自動車の場合は「自賠責保険」に入らなければなりません。これは万が一事故を起こした場合、事故相手に対して保証をしてくれる保険の事を指しています。その為自動車購入時に強制的に入る保険となっています。「任意保険」はこれとは違って自我遺跡保険以外の色んな保険の事を指しています。例えばですが盗難にあった場合、事故を起こした際の自分の治療費、車が破損した場合の修理代等の保険です。これは加入が義務ではありません。しかし車を運転する以上ついて回るリスクですのでこのリスクを少しでも避ける為に入っておいた方が良い保険だと思うのです。
では原付バイクの場合、保険に関してはどうなんでしょうか。原付バイクの場合だとしても自賠責保険に関しては必ず入らなければならない義務があります。それと同じく任意保険はあくまでも入る人の意志によりますが、自動車とは違って結構入っている人は少ないのが現状の様です。何故入る人が少ないのかと言うと、自動車ほどの大事故は起こさないだろうという考え、原付バイクの価格が自動車と比べて格段に安いからと言う考えがそうさせている様なのです。そうした事から用意されている任意保険の方も自動車と比べて種類が少ないそうです。ただ原付バイクの場合、万が一事故を起こした場合、自分自身の怪我はかなり酷い物になる可能性が高いです。ですから自分自身へかける任意保険はかけておいた方が良いのではないかと思うのです。更に死亡事故に対しても補償を考えて保険をかけておいた方が良いと思いますよ。
ホンダの原付バイクに乗ってみよう
「エイプ」と言う原付バイクがホンダには有ります。ホンダの原付バイクを楽しみたい方にオススメの原付バイクです。「エイプ」には2種類の原付バイクがあり、原付一種の「エイプ50」(排気量49cc)、原付二種の「エイプ100」(排気量99cc)になります。原付二種に関しては自動二輪の免許を持っていないと乗れないので無理なのですが、普通免許で乗るのであれば「エイプ50」になります。原付バイクなのにバイク感を存分に感じる事が出来るバイクとして人気が高いのです。「エイプ50」はスポーツモデルとして2001年に発売されたのですが、コンパクトなBodyに4サイクルエンジン、5連ミッションが搭載されていて更にカスタマイズもしやすいと言う点から多くの若者に支持を得たのです。2007年にはバージョンアップされて電子制御燃料噴射システムを搭載させてECOを意識して環境性能を向上させました。更に2008年にはホイール等の外装をもう少しスポーティーにしました。この「エイプ」は若い開発スタッフが若い世代向けに作った作品となっていたので若者の心をがっちり掴んだのかもしれませんね。そしてこのエイプを生み出したプロジェクトはその後もホンダで大活躍をして次々とヒット作を出していったのです。名前の「エイプ」には「類猿人」と言う意味があり、猿は人間と遺伝子レベルで違い存在、そんな近い存在にして欲しいと言う意味を込めて付けられた名前だそうです。ホンダのエイプで楽しい原付バイクライフを送ってみましょう。
ヤマハの原付バイク
色んなメーカーから原付バイクが開発、発売されている中でも、ヤマハの原付バイクは特に評価が高いと言われています。ヤマハは静岡県にある会社なのですが、色んな分野で活躍をしている会社になります。特にヤマハで事業の6割を占めているのがモーターサイクルと言う事で、バイクだらけの会社と言っても過言ではないのです。ヤマハの原付バイクは多くの方が乗っているのでシェア率もかなり高い事と思います。 でもヤマハのバイクと言ったらスポーツバイクが有名ですよね。しかしその一方で原付バイクもたくさん開発、生産しているのです。そして有名なのにお値段もそんなに高くなくて比較的お手頃価格で買える金額であるのも嬉しいし、日常生活で使える原付バイクもたくさん出ているので、色んな方に対して人気があるのも納得ですよね。 そうした事情から中古市場においてもヤマハの原付バイクはとても人気が有るようです。ヤマハの原付バイクは精密に作られている為、長持ちもしますし故障もしにくいと言われています。ですから中古車でも質が良くて安く変えると言うのはやっぱり魅力的な事だと思うのです。質がよければ中古車で買ったとしても長く乗れますから充分にお値段分乗って頂く事も可能なのです。人気車種としては「ジョグ」「ビーノ」「BJ」等が有ります。デザインも豊富で色も色々有ります。是非お好みのヤマハの原付バイクを選んで頂いてヤマハの原付バイクライフを楽しんでみてはいかがでしょうか。
原付バイクでツーリングは出来るの?
あるインターネットサイトを見ていると原付バイクが好きで集まっているクラブがあるというサイトがあります。それを見ていると原付バイクが好きすぎて原付バイクでツーリングをしているというクラブも有ると書いてありました。原付バイクの庶民的な物としてホンダからカブが発売されていますよね。そのカブで日本一周をした人がいると言いますから、原付バイクでのツーリングは無理な話ではないと思うのです。
原付バイクでツーリングに行く場合ですが、いくつか注意点があります。先ず挙げられる事としてはガソリンですね。原付バイクのガソリンタンクは非常に小さいです。4リットル位しか最高入らないと思うのです。それで走れる距離と言ったら200キロ位が限界でしょうか。そうした事を踏まえて原付バイクで長時間のツーリングをするのであれば小まめな給油をする必要があるのです。更に山道を走ろうと思っている場合にはスタンドが無い可能性も高い為、予備のガソリン、予備のオイルも準備して行く事がとても重要になります。そして次に気を付けるのは法定速度ですね。原付バイクの場合時速30kmが法定速度になっていますが、車と一緒に走っていたりするとその速度を直ぐに抜いてしまう事もあります。更にトラックが並走していると吸い寄せされたりすることもありますので注意してくださいね。とにかく原付バイクでのツーリングは事故を注意すること、小まめに給油することが大切ですが、故障の原因にもなってしまいますのであまり長距離のツーリングはおススメしないというのが現状です。
原付バイクの講習について
原付バイクの講習は原付免許を取る時に必ず受講しなければならない講習になります。自動車免許を取る際には学科試験と実技試験と両方を合格しなければなりませんが、原付免許の場合は学科試験だけで良いと言う特徴が有ります。でも学科試験に受かったからと言って直ぐに免許が渡される訳ではありません。学科試験に合格をして、その後に原付講習を受けて、やっと免許証が交付されるのです。原付講習の内容ですが、実際に原付バイクに乗ってみて、乗り方、降り方、止まり方、走り方、安全確認等、一通り講習してもらうと言う物になります。試験場の直ぐそばに大抵は自動車学校が有りますので、その敷地内で行われる様になります。この講習、特に緊張もしなくて良いですし、難しくもありません。指示に従って今まで勉強した事を思い出して行いましょう。もしここで原付バイクに乗れなかった場合でも免許証が取り消される事は有りませんので安心して欲しいのですが、ここで乗りこなせないなら実地でも乗りこなせないかもしれませんので真剣に行ってくださいね。原付講習は予約制となっています。基本的には学科試験を受ける際に日付等の告知が有ります。次に服装についてですが運転しやすく運動しやすい服装にしましょう。スカートやハイヒールなんかの場合は講習自体を断られる可能性も有りますので注意してくださいね。またこの原付講習は有料で4050円かかり、時間も3時間位になりますので覚えていきましょう。
原付免許の試験対策
原付免許を取得する際、学科試験が有るのですが、どうやって試験対策をすれば良いでしょうか。結構原付バイクの試験に関しては簡単だから落ち着いて試験を受けたら大丈夫。なんて言われている様ですか、実際の原付バイクの合格率を見ると5割の方しか合格していないと言うのですからビックリしませんか?意外にも合格率は低いのです。とは言っても試験が難しい訳ではありません。内容はマナーや道路標識について等ですので一般常識的な内容です。では何故合格率が低いのかと言うと、これは近年原付バイクによる事故が増えてきた事が背景に有る様です。その為に合格基準が厳しくなってしまったのです。その合格基準が厳しくなった点、原付バイクの試験は簡単だから勉強しなくても大丈夫と言う間違った考えの人が多いと言う点、こうした事から合格率が低くなっているのです。いくら簡単と言っても30分と言う制限時間内に50点満点中45点は取らなきゃいけないと言うのですからそんなに簡単に取れるはずがないのです。試験を効力的に運ぶ為には30分で48問と言う問題数に対しての時間配分を先ずは考える事、分からない所はどんどん後回しにして、分かる所から回答していくと言う割り切り、こうした事が必要になってくるのです。単純計算したって1問に1分は割けないのですから効率よくいくしかないのです。試験前は問題集を解いたりインターネットサイトで模擬テストをしてみる等して、勉強をするのが一番の試験対策ですね。
原付バイクの乗り方【ミッション系】
ミッション系と言う種類が原付バイクには有ります。「ミッション系」と言うのはチェンジ付き原付バイクの事を指しています。ミッション系の原付バイクで人気が有るのはホンダのNS-1(フルサイズ)、ヤマハのTZR50Rになります。これらは4サイクルエンジンが搭載されていて4ミニとも呼ばれているそうです。この4ミニタイプの原付バイクに乗る場合ですが、「半クラッチ」と言う動作が出来なければ乗る事が出来ません。自動車のミッションにもクラッチは付いていますよね。左足で操作をしてクラッチを踏んでいたと思います。それが原付バイクでは左手の所に付いていると思ってくれれば良いと思います。全くクラッチが付いている乗り物を運転した事が無い方は発進する時が一番面倒かもしれませんね。乗り方についてですが、クラッチが切れている状態になると、どんなにエンジンの回転数が上がっていても駆動してくれませんので動かないと言う事を理解してください。エンジンの回転数に合わせながら、ゆっくりと左手のクラッチを回して繋いでいく感じになるのです。この回すタイミングが最初は難しく、早く回してしまうとエンストを起こしてしまって急にエンジンがかかって発進して前輪がグインと上がってしまうかになります。逆に遅すぎてしまうと発進をなかなかしてくれません。この絶妙なタイミングは身体で習得していくしかないのです。もし将来的に中型バイク、大型バイクに乗ろうと考えている方は是非原付バイクからミッション系に乗り、クラッチの操作を覚えてくださいね。
原付バイクの乗り方【スクーター系】
「スクーター」と言う種類が原付バイクには有ります。足をステップに揃えて乗せられるタイプの物になります。運転も右手のアクセルを回すだけで走れちゃうんですから、このタイプの原付バイクが一番簡単に乗れるんじゃないかなと思いますよ。止まるのも簡単で右手のアクセルを元に戻してスピードが落ちたら左右にあるブレーキを均等にかけるだけ。このブレーキも自転車と同じ様な感じですから簡単ですよね。そして最初の発進時ですがブレーキを握っていないとセルスタート出来ないのが、今の原付バイクの仕様になっているのが多いですので注意してくださいね。
原付スクーターを乗るコツについてですが、左手のブレーキは後ろタイヤのブレーキになっているのですが、その左手のブレーキをかけると同時にアクセルを回します。そして少しずつ左手のブレーキを解除させていくと発進出来ますよ。但し急にブレーキを放すと急発進して身体が後ろに持っていかれるので危ないですし、急にエンジンをかけると前輪が浮いてしまってひっくり返ってしまう可能性が有ります。絶妙なコントロールを要するのです。この乗り方を覚える事で、後ろタイヤに駆動が常時伝わっている状態になりますので、常に安定した走りをする事が出来ますし、小回りもよく効く様になります。つまり走りに余裕が出来て幅が出来ると言う訳ですね。そんな難しい事では有りませんので是非習得してみてくださいね。そして原付スクーターを乗りこなしてくださいね。
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